新宿ロフトプラスワンにて2014年10月11日~12日に行われる、
FRENZというオフライン上映イベントのレポ予定地です。
お断り:このオフレポの目的は、来れなかった方や興味を持ったがまた行っていない方へ、会場の様子やふいんきを記して残しておく事です。ですので、トークの内容や歓声などは可能な範囲で記録しますが、上映作品そのものの感想については数行程度に留めるかもしれません。上映作品がネットで公開され(ると信じています)、それを見て各個人それぞれ感じて頂くのが良いと思いますので。
あと、敬称は省略します。
12日(二日目) 夜の部
17:14 列形成開始
17:30 予定通りに開場。
17:45 場内はぎっしり。ミニ誘導棒と言うか、電池式サイリウムと言うか、それでスタッフが空席へ案内している状態。
17:50 ロフトプラスワン側からの説明と、スケジュール案内VTR上映。去年より増席したにも関わらず、完売してしまったと案内。
17:56 開演前注意事項ムービー(タイトル:上映前にお願いがあります~カフェイン編~)(製作:黒井心)上映開始
アルコールの取りすぎに注意だからって、エナジードリンクで割ったら良いのか?!
18:00 暗転し、オープニング(サブタイトル:Festival - Ride the light of Fireworks -) 製作:yama_ko with フィンダー部 上映開始。
高画質版はFRENZ公式サイトにて
花火がより盛大に。そして、その「星」が星形になっている。
司会の前田地生とやんわり両名が登壇。
まず、やんわりが「二日目か・・・」とつぶやく。この長丁場のFRENZもやっと折り返し地点。
前田地生より、「レンダリングパスタ」や各種エナジードリンクの限定メニュー等の説明と、「しおり」の巻末に用語集を収録している事を説明。
ここで、オープニング楽曲製作のどぶウサギと、動画制作のyama_ko、フィンダー部からフィンダーおじさんA(maxcaffy)・B(ngkz_)・C(ぬるてま)が登壇。
18:15 乾杯・・・なのですが、場内のあちこちからエナジードリンクの缶を開ける「カシュー」音が。
乾杯後、yama_ko曰く、一晩では死ぬ!1日目の昼の部と夜の部のオープニングから良いとこどりした。
おえかきせんせい曰く、1日目昼の部オープニングは結集するというのがテーマ、夜の部は受け継ぐというのがテーマ。
ぬるてま曰く、女の子のアニメーションがこんなに贅沢な映像になって幸せ。
この時点で10分押し。
本日最初はBleue*CieLapin
タイトルはsee you tomorrow ~ またあした ~
暖かいタッチのアニメ。キャラが可愛い。初っ端から感動作。
上映後コメントによると、Lulika、Ao、かぜときの3名によるユニットです。
その後、Aoとかぜときの2名が登壇。背景やオーサリングがかぜとき、アニメーションがAo、楽曲がLulikaの担当。来れていないLulikaはカナダ人でカナダ在住。本当はSkypeで繋げたかったが、時差の為断念。
Ao曰く、一時期荒れていた時が有ったが、その時声かけてきてくれたのがかぜとき。それがきっかけで、今壇上に上がっているコンビを組んだ。
かぜとき曰く、可愛いイラストありがとう。
次はひわい
上映前コメントは・・・すっかり注意事項見ていなく、提出締切6時間前に真っ白・・・。
タイトルは体重150kgの無職が言い訳してみた
えーと、まあタイトル通りです。実際に車載動画で作ってみたら、目安(5分)の3倍の尺になってしまい、MADも著作権上NGで、結局は実写でカメラの前で言い訳を述べるだけ。その言い訳に場内大笑い。
ただ、時々流れる車載動画は綺麗でした。なぜダイジェストとか予告編とかに出来なかったのかと個人的に思います。
上映後に登壇。こんなにうけてびっくり。今回、人前で流すのが初めて。この刺激が制作欲に繋がれば・・・
話し長かったです。15分押しという事で、「時間がアレなので」と降壇。
次はcimotsuki
上映前コメント有ったのですが、採ったメモが分けわからないので割愛します。
タイトルはドロップモーニングプレリュード
手書きイラストとエフェクトを組み合わせた動画でした。
上映後のコメントによると、楽曲はオルカナのホームページにてダウンロード販売中との事。
登壇。cimotsukiとオルカナ2名で。
cimotsuki曰く、自己表現的な動画とした。
アルカナ曰く、空気が変わって凄い。初参加だがカルチャーショックを受けた。
次はメツヤ
上映前のコメントによると・・・九州からわざわざ千葉の学校に進学して在住中。『俺の妹がこんなに可愛いわけがない』の †千葉(せんよう)の堕天聖†こと、ハンドルネーム黒猫が住んでいるからという理由で。
タイトルはThe sky is the Limit
カラフルで気持ちいいMGでした。
上映後のコメントは「何していますか?近くの人に鴨ロース買うのを手伝ってください」・・・・・それに即座にやんわりが「天安門事件!!」
上映後に登壇・・・黒猫のTシャツ着て。タイトルは無限の可能性の意味。勢いでやっちゃえという気持ちで作った。
次は天野貴裕
上映前コメントは、「初めまして。初参加です」
タイトルは金の腕輪の物語
しんみりとするFlashアニメでしたが、オチと言うか、エピローグブリッジと言うか、絵のタッチも変わって内容も重い。
上映後に登壇。テーマは現実逃避。クリエイター仲間に紹介されて出展した。今後、もっと動きのある作品を作りたい。
そして、FRENZロゴがLEDで光るものをプレゼント抽選会に提供。それを見て前田地生が「すげー!」
次はレク
上映前コメントは、ここで恋するAEちゃん。10月下旬にあるM3に出す曲のイメージビデオ
タイトルはINTERCEPTION KNOWS
3DCG立体的なのMGでした。場面切り替えがうまい。
上映後に楽曲担当のアンと共に登壇。レク曰く、通常なら音に合わせて動画を作るが、音同期苦手なので今回は逆にした。
アン曰く、逆の立場味わった。
靴東京流通センターで開催されるM3にてCD頒布予定との事。
次はtoai
タイトルはrain drop
左巻きの渦巻きが出てくるMGでした。(蛇足:そういや、左巻きの雲の塊(台風19号)が西から近づいてきていました。)
上映後、楽曲担当のナカノは4番と登壇。最初にtoaiからテーマを雨と決めていたそうです。
11月1日のライブの告知もしていきした。
次はinukoro
タイトルはKreuz
時計や歯車をモチーフとした、寒色系のMGでした。
上映後に楽曲製作のスカイデルタと登壇。テーマは時計と青。この作品もBMSのイベントG2Rに出展予定との事。
第一部最後はサワイ企画
上映前コメントは、女の子3人の友情を描いた。
タイトルはおともだち
可愛らしいアニメ。テンポが良く会場から笑い声も。なんか顔芸なアニメでこれには場内大笑い。
上映後のコメントは、3人はその後も元気です。
上映後に、ながた、なかむらこうへい、さわいの3名で登壇。今回、ながたが監督・脚本を、なかむらこうへいが曲を担当。さわいは別の仕事が有りこの作品には関わっていないとの事。
さらに、作画はいしまつが担当。友達って何だろうと思ったらこのような作品になった。7話ぐらいまで続けていきたい。また、ふうてん2話も公開中。
19:42 抽選会と休憩を時間が押しているという理由で、同時に行うという暴挙に
19:53 抽選会終了。
18:00 第二部開始。
第二部最初はOptie
タイトルはPoison AND/OR Affection
洋館をモチーフにしたMGでした。
上映後のコメントによると、この作品もBMSのイベントG2Rに出展予定との事。
上映後に登壇。テーマはサークルクラッシャー。yama_koのFRENZ2011出展作品を見て、FRENZに出展したくなった。(この発言に対し、機材席のyama_koから「ありがとう」の返答が)
今後もBMS用の動画を中心に活動していきたい。
次はMATSUMO
上映前コメントは、短編アニメをFRENZ用に公開します。
タイトルはのぶながくん
Youtubeへのリンク
Youtubeへのリンク
テンポが良い楽しいアニメでした。場内から笑い声が。
上映後のコメントは、関係者にご迷惑をおかけした。
その後登壇。やんわりから「ちょっと僕には意味がわからなかったんですけど・・・」、前田地生から「時間が押しているので・・・」・・・これ、この作品内に出てきたセリフでした。これが言いたいために、司会の方でもここまで時間が押している事を強調していたとの事です。
昨年の続編が間に合わず。FRENZにちなんだ短編を出展した。後から関係者に謝りに行きます。これからも続きを作っていきたい。
次はSevenA
タイトルは東北ずん子 その先の景色
見入ってしまうVOCALOID PVでした。
(筆者注:東北ずん子について。東日本大震災ので被災した東北地方の支援を目的に誕生したキャラクター。それがクラウドファンディングによりVOICEROID化、さらにはVOCALOID化を果たす。ずんだ餅は宮城県・・・とその周辺の名物?!)
上映後に登壇。今回の作品はLive2DとAfter Effectsで製作。Live2Dは初期から使っていた。(逆にFlashは途中で挫折した)
山形出身なので、今後も東北ずん子を応援してきたい。
次は片栗粉の真実
上映前コメントは「Flashは神です」
タイトルは山峡に住む声 作者の解説サイトへのリンク
昔話風な、しんみりとした重たいストーリーのアニメーションでした。
上映後に大きな拍手が。
上映後のコメントは、制作中Flashが20回ほど落ちた。来年はAfter Effectsを使いたい。
登壇し、いままでこういうのを作ったことが無かった。気分でストーリーアニメを製作。テクスチャーを入れたらFlashが落ちまくって限界を感じた。
この話の続きは、受け取り手の想像にお任せする。音を発するのがテーマ。蒸気機関車の汽笛とか、音が生まれては消えていくのを表現したかった。
次の作品は気分次第。ツールに関してはこだわりが無い。
降壇する時に、客席左手から歓声がおこりました。
次は龍花
上映前コメントは、Cinema4Dを取り入れた。
タイトルはAquarius
画面は正方形。透き通った3DCGでした。疾走感が有りました。
上映後に楽曲担当のCC'n'Aと共に登壇。3Dの表現をしたかったので、Cinema4Dを使用した。
曲の方は水の星をテーマにした。ちなみに最後の方で自宅の風呂の音を使ったりした。
次はお菊
タイトルはNo title
テキストのタイポグラフィーが透き通って気持ちいい作品でした。
上映後に、楽曲担当のれをると共に登壇。
双方から、「気付いたら出来ていた」と言い合っていました。特に注文せずに作ったらPOPでよい感じに仕上がってよかった。
次は路傍工芸
タイトルは儀和の拳
大体、20世紀前半ぐらいの中国が舞台でしょうか?面白いFlashアニメでした。
上映後に登壇。登場人物として色々な国(欧米含む)の人が出てきますので、訛りで演じ分けた。
Flash以外使えないので、今後もFlashで制作していきたい。
第二部最後はジェシー
上映前コメントは、初めてのストーリー物のアニメに挑戦した。
タイトルはLosika & Konetamono -ローシカこむぎこをこねる-
かわいいアニメでした。『すべてはさだめ』のセリフに場内大笑い。
(筆者注:このセリフ、この後FRENZ参加者の中で流行っています)
上映後に、BGM担当のCap、動画編集のおおあめと共に登壇。
元々、別々の作品のキャラクターでしたがそれが出会うというお話を3人で作った。で、『すべてはさだめ』のところ、笑うところでは無いのだか・・・。
ポストカードや絵本・バッチ・ステッカー等を物販ブースで販売中。
因みに、おおあめはFRENZの機材操作のスタッフでして、自分で自分の関わった作品の再生ボタン押すのがドキドキした。
21:15 プレゼント抽選会開催
21:18 休憩
21:31 休憩終了。第三部へ
第三部最初はこな
上映前コメントは、締切直前に風邪を引いた。体調にはご注意を
タイトルはスプーン
成長物語を描いた、手書きアニメーションでした。なるほど、曲の歌詞と内容がこのように重なるのかと感心しました。
上映後のコメントは、ごちそうさまでした。
上映後に登壇。思ったままに作った。家族が大好き。今後、他にやりたいことが有って作り切れていないのでまだまだ作る予定。
次はtigo
上映前コメントは・・・小保方ネタかよ(笑)
タイトルはbravior 夢の終わりと悪夢の始まり
・・・なのですが、21:44に機材のトラブルが発生し、復旧作業を行うため再度休憩に。
21:59 再開。この間に再度書き出す作業を行っていたそうです。
作品の内容は、4頭身の3Dキャラが良く動くバトルものでした。
上映後に登壇。上映前コメントの小保方ネタを取り消していました。
スタッフの知識が凄いと、突然のトラブルの対応を褒めていました。
続きについては「どうだろうね?」
MikuMikuDanceのムービングは、今までFlashを使ってきた方にもとっつきやすいかと。みんなも使ってみよう。
次はぶき
タイトルはちくわオーバードーズ
実写の背景とぬるぬる動くキャラクターを組み合わせた、面白いアニメでした。場内大笑い。
・・・あれは!FRENZ2010の前日にロフトプラスワンで出演するはずが、逮捕されて出演できなくなり、スケジュール案内のVTRで「あーっ」とため息が場内から聞こえてきたあの方じゃないか!!この展開に大笑い。エンディングロール、ぶきの多さに笑いが。
上映後に登壇。友達いないので、あのぶきが多いスタッフロールの状態になった。今後もアニメを作っていきたい。もっと激しいアクションにも挑戦したい。
次はスタヂオひまつぶし
上映前コメントによると、今までの総決算な作品
タイトルはMISSING→
中世から遠い未来まで描く、スケールが大きいアニメでした。
上映後に久海夏輝と涼崎が登壇。今回、いつもとは逆に、涼崎が作成した音楽に動画を付けることにした
涼崎曰く、思い入れが有るので、今までの作品のBGMのをリミックスした上でメドレーに。
ですので、動画の方も時空軸で繋がるように作った。この先も続いていくような予感を残しつつ。
これからも新しいものを作っていきたい。
夜の部のトリはngkz_
上映前コメントは「爆発オチです」
タイトルはテトロドトキサイザ2号
可愛くてパステル調でカラフル、POPなアニメーションでした。
上映後に登壇。ギガPの曲が好きで、ピアプロで曲を見つけて製作した。
今後、FRENZが続く限り、作り続けていくと言う発言に、場内から拍手。
22:43 抽選会開始。
エンディング上映前に、深夜の部に参加予定の方は終演後一旦出たらすぐに並ぶようにアナウンス。
22:49 エンディング上映開始。
高画質版はFRENZ公式サイトにて
22:53 終演 |